現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

禁煙治療薬チャンピックスについて

2012
03/21

禁煙治療薬チャンピックス今、日本の禁煙治療薬で多く処方されているのはチャンピックスです。禁煙成功率も6割以上で、何も使わない時に比べて(成功率が)3.22倍と言われています。

この薬の特徴としては、イライラなどのニコチンの離脱症状を抑えて、タバコに対する欲求を軽減することです。また、治療中に喫煙をしても、それまでに得られたスッキリ感が得られずに喫煙願望を抑えるという作用があります。

チャンピックスの服用方法

  • 1~3日目 0.5mg錠を1日1回食後(朝・昼・夕は問わず)喫煙可)
  • 4~7日目 0.5mg錠を1日2回(朝・夕食後)喫煙可)
  • 8日目~ 1mg錠を1日2回(朝・夕食後) 禁煙開始
  • 計12週間服用します。

この薬で特徴的な事を、薬を飲み始めた日から禁煙しなければならないわけではありません。1週間は喫煙して構いません。(1週間のうちに、自然と吸いたくなくなったら、そこから禁煙して下さい。)

一番多い副作用としては、吐き気などがありますが、起きにくくするために食後に内服することは重要です。他には、めまい、眠気、気分が落ち込む、変な夢を見るといった事があります。

副作用が強い場合には、中止した方が良いと私は思います。

また、運転中に突然意識がなくなり、事故になったケースが報告されていてこの薬を内服中は運転をしないように病院では指導しています。

チャンピックス副作用事例

厚生労働省が2010年に発行した文書によりますと、発売から2010年6月までに約85万人に処方され、意識障害がチャンピックスによっておこった可能性が否定できないのは6名のようです。

公表されている方はいずれも喘息や肺気腫などの呼吸器系の病気をお持ちで他の薬を服用している方です。

医療機関にかからず購入される場合には、

  • チャンピックススターターパック(1週目、2週目に使用)
  • チャンピックスメンテナンスパック(3~12週目で使用、計5箱必要です。)
  • チャンピックス禁煙パック(チャンピックススターターパック1箱、チャンピックスメンテナンスパック1箱がセット)(最初の4週間分に相当します。)

保険が効く場合には、3カ月で20000円程度で治療を受けられるので受診された方が安いです。保険が効かない場合にはこちらで購入された方が安いと思います。なお、保険治療で禁煙に失敗した場合、1年間は保険での禁煙治療は行えません。

禁煙外来は医療機関にもよりますが、3カ月の間に5回の受診が必要です。禁煙はしたいけれど、そんなに病院に行けないという方、近くに保険が効く医療機関がない方も利用してもいいかも知れませんね。

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プロフィール

先生イラスト

【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

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