現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

尿酸を下げるには(プリン体を減らすには)

2013
05/28

プリン体は、体内で尿酸に代謝され、尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品の摂取は控えることが重要です。

プリン体は食品では旨み成分の役割を果たしており、美味しいものに多く含まれています。また、プリン体は、水に溶けるので、肉や魚からとったスープ(鶏がらスープなど)にも注意が必要です。高尿酸血症・痛風の方は1日のプリン体の摂取量は400mgを超えないようにとされています。

プリン体を多く含む食品としては、あん肝、レバー、モツ、魚(特にマイワシ、カツオ)、白子、牛肉ヒレ、えびなどが代表的です。魚類、肉類は、部位によっても違いますが全般にプリン体は多く、特に肉類ではレバー、魚類ではマイワシ、カツオに多く含まれています。

イワシは、プリン体を多く含みますが、目刺し、煮干し、しらす干し、ちりめんじゃこ、アンチョビ、オイルサーディンなど、イワシでも様々な形のものがあるので、ご注意ください。

いずれにしても、肉類、魚類を多く摂取すると痛風の危険度が上がることが報告されているので食べすぎには注意が必要です。

調理方法、食べ方でプリン体を減らす

上記に示したように、肝(レバー)に多くプリン体が含まれます。肉だけでなく、魚の内蔵にもプリン体が含まれるため、それらを取り除くだけでも、プリン体を減らすことができます。

プリン体は水に溶けやすいということを以前にも書きました。調理の際に、肉や魚から煮汁やスープなどにプリン体は溶け出します。これらは美味しいですが、飲まないことでプリン体の摂取を抑えることができます。

魚の製品である煮干しやかつお節などの出し汁、豚骨、鶏がらを使用したラーメンのスープなどにも同様のことが言えるので、注意なさってください。煮る、茹でるという調理法で、摂取するプリン体を下げられるので、尿酸を下げるためにはポイントになります。

肉や、魚をとってはいけないわけでは決してありません。野菜や、海藻、キノコ、植物性タンパク質など様々なものを取り入れ、バランスよく食事をすることが大事です。

尿酸値は数日で改善するわけではありません。長続きするような、ストレスの少ない食生活にすることが大事になってきます。

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プロフィール

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【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

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