現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

偏頭痛イミグランの病乳への影響を防ぐには

2012
08/31

妊婦とイミグラン母乳で子供を育てている方から、偏頭痛のイミグランの安全性や、使い方に関してご質問をいただきました。
(以前にも、“偏頭痛イミグランの病乳への影響”で少し触れさせていただいておりますので、ご覧になっておられない方は、お読みいただけると幸いです。)

もともと偏頭痛持ちの方でも、妊娠中は偏頭痛の発作が減り、落ち着くことが多いですが、出産された後は、再び偏頭痛が出てくることが多いです。母乳で育てている期間は、数時間毎の授乳があり、子供への影響や、ご自身の頭痛で悩まれている方も多いです。

イミグランは、成育医療センターのホームページでも紹介されている通り、授乳中でも安全に使用できる薬であるので、あまり心配しないでよろしいかとは思いますが、わずかにではありますが、薬が母乳中に移行するので、より安全に使用するためにはイミグランの服用をされてから、授乳までの間隔をあけるとよろしいかと思います。

イミグランの効果継続時間

イミグランは、効き始める時間が早く、服用から2~3時間あたりで薬の血中濃度がピークを迎え、4時間経過した頃から低下し始め、24時間後には血中からほぼ薬はなくなります。
なので、イミグランの場合には、他剤より母乳に出てくる時間が短いと言われており、服用後12時間をあければ問題ないと報告されています。(8時間でも良いと書かれているものもあります。)

お子さんへの影響を防ぐには

少しでも、頭痛時にイミグランをお子さんに移行させないためには、

  • 1.イミグランを内服する前に、哺乳させる。
  • 2.人工乳を併用する。
  • ことも大事です。

特に、内服をする前に哺乳させることで、少しでも間隔を延ばすことができるので、やってみてはいかがでしょうか。

コメントをどうぞ

プロフィール

先生イラスト

【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

バイアグラ・ヘアケア・薬の総合通販のベストケンコー
現役医師への無料相談受付中!