現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

低用量ピルの利点とは

2012
09/27

恋人前回まで、緊急避妊薬について説明させていただきましたが、今回からは低用量ピルについて書いていきます。

コンドームを使用していても避妊に失敗することがあります。しかし、低用量ピルは正しく使用すれば、ほぼ100%避妊できます。(ピルは性感染症から身を守ることができないので、そういう観点ではコンドームを使用することは重要なことです。)

低用量ピルの作用

低用量ピルを毎日一回の服用することによる作用

  • 卵胞を成熟させるホルモンの分泌が抑えられ、 排卵が起こらない。
  • ・子宮内膜の増殖を抑え、着床しづらくなる。
  • ・子宮頚管の粘液を変化させ、精子が子宮へ入りづらくなる。

以上により避妊します。避妊具を用いることは、男性の協力が必要ですが、女性自身の判断で避妊できるということが低用量ピルの魅力の一つです。

低用量ピルのメリット

低用量ピルは避妊効果だけでなく、以下のメリットがあります。

  • 生理が軽くなり(生理痛、出血量ともに)、生理周期が安定する
  • 生理前のイライラがなくなる
  • 肌荒れ、ニキビが軽くなる
  • 子宮体がん、卵巣がんになりにくくなる
  • 子宮内膜症が治る

日本では、低用量ピルを服用している方は2%程度ですが、ドイツでは約60%、ヨーロッパ全体では30%、北米では16%の女性が低用量ピルを服用しています。

ピルを飲むことに抵抗を感じる方もいらっしゃるとは思いますが、うまく使うと避妊以外の観点でも利点は多く、特に生理痛がひどい方にはおすすめです。

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プロフィール

先生イラスト

【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

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