現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

ニキビなど肌荒れにもピルが効く

2014
07/02

月経痛や避妊に対し、ピルが効果的であることは以前にもご紹介いたしましたが、ピルには肌荒れを抑える効果があるのはご存知でしょうか。しかし、全てのピルで肌にいいわけではありません。肌荒れでお悩みの方だけでなく、これからピルを使ってみようと考えていらっしゃる方にも役立てればと思います。

女性のニキビでピルによるホルモン治療が効果的な方は?

➢ 成人期に悪化した
➢ 顔に皮脂が多い
➢ あごやフェイスラインにニキビが多い

ということが挙げられます。

ニキビ治療に用いられるピルは?

ピルはホルモンに関係する薬ですが全てがニキビ治療に有効であるわけではありません。古典的な薬を改良した第3世代、第4世代の薬が効果的です。ただし、人によってピルの種類によって合う、合わないは個人差があります。

第3世代 低用量ピル(マーベロンなど)

トリキュラーは第2世代のピルで避妊などに使用されていますが、男性ホルモン作用が強く、ニキビ治療には向いていません。第3世代であるマーベロンはデソゲストレルやゲストデンという黄体ホルモン剤を使用したピルで、第1.2世代のピルの欠点を改善し、頭痛、吐き気、肌荒れ、体重増加といった副作用の頻度が低く、ニキビ治療にも有効です。副作用のリスクも低く抑えられています。ピルは服用開始してから通常3か月程度で効果が現れてきますが、このマーベロンは1か月目から効果が出ることも多く、おすすめです。

第4世代 低用量ピル(ヤーズなど)

ドロスピレノンという黄体ホルモン剤を使用したピルで、さらに男性ホルモン様作用が低く、副作用が抑えられているため、月経困難症やニキビ治療に使用されることが多いです。
ヤーズにて血栓症の副作用の報道もありました。ピルを服用していなくても1万人のうち5人程度は血栓症の危険があります。ピルを服用することにより10人弱程度になり、ピルにて血栓症のリスクが上がることは間違いありません。しかし、妊娠中の血栓症の発症頻度は50人程度と、妊娠中に比べてピルの血栓症の発症頻度がかなり低いことがわかっています。

ベストケンコーさんで扱っているピルは以下のように分類できます。

第2世代

第3世代(ニキビ治療にも有効)

第4世代(ニキビ治療にも有効)

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プロフィール

先生イラスト

【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

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