現役医師によるお薬の正しい使用法と解説ブログです。ジェネリック医薬品とブランド医薬品の違いやお薬の正しい服用方法などを解説。

クランベリーで尿路感染症予防

2012
08/28

クランベリー女性の方は膀胱炎などの尿路感染症にかかりやすいですが、民間療法として尿路感染症の予防に用いられているクランベリー含有製品について、尿路感染症予防効果が実際にあることを国立台湾大学の先生が報告しています。クランベリーの使用期間は約6カ月です。

クランベリー使用群の794人と非使用群の700人のデータを、解析するとクランベリー非使用群と比較した使用群の尿路感染症のリスク比は0.62でした。(尿路感染にかかる率が、クランベリーを使用していない方を1とすると、使用群が0.62でした。つまり、クランベリーを使用した場合に、尿路感染症にかかる危険を38%低下させることができたということです。)

女性や小児の方が予防効果が見られるクランベリー

クランベリー使用群に用いられたクランベリーの種類(ジュース、カプセル、錠剤など)や1日当たりの投与量、投与回数は様々でした。女性や18歳未満の小児で予防効果が得られやすいようです。

また、クランベリージュース使用者(リスク比0.47)、1日2回以上クランベリー含有製品の使用(リスク比0.58)も効果が高かったようですが、神経因性膀胱の方、高齢者、妊婦、クランベリーの錠剤またはカプセルの使用、1日1回の使用の場合には、予防効果が乏しかったようです。

実際に尿路感染症になってしまった場合にはクラビットジェネリック250mg
などの抗生物質で治療が必要ですが、繰り返しかかってしまう方にとっては、クランベリーを試してみてもいいかも知れませんね。

参照記事:
 「Cranberry-Containing Products for Prevention of Urinary Tract Infections in Susceptible Populations: A Systematic Review and Meta-analysis of Randomized Controlled Trials」、Arch Intern Med誌より

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プロフィール

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【ニックネーム】すぎやま先生
【性 別】男性 【血液型】A型
【専 門】内科医

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